天下堂

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シルモドール2009.10.01

シルモドール(Silmo d’Or)それは憧れ、シルモドールそれは夢、
シルモドールそれは眼鏡に携わるすべての人間が目指すもの・・
って聞いていましたが(笑)日本の眼鏡屋さんしている私にはよく解らない存在でした

百聞は一見にしかず 今回突撃してきました(^^)
シルモドールとは簡単に言うと「称号」
フレームやレンズ、検眼用の機械から加工機、しいてはディスプレーなど
眼鏡に関係する(眼に関係する?)様々なことのその年の優秀な物に
与えられる名誉ある「称号」のことです

当店でも取り扱いさせていただいてる J.F.REY BOZ(フランス) も数年前に
フレーム部門(おそらく)で受賞して一気にブレイクしたと聞いています

受賞するとマスコミに大きく取り上げられ、世界中からオーダーが
入るようになるそうです そんなサクセス要素があるシルモドール
シンデレラを夢見れるからこそ若手が育つ、ゆえにヨーロッパの
デザインたちは革新的なのかもしれません・・
日本もこんな夢があったらもっと面白くなるのになーっておもいました

さて、シルモドール授賞式の会場ですが なんとシルモ会場から
車で約1時間の所で行われました(フランス人の考えることは解らん・・)

一応会場からは無料バスが出ていてそれにカムロの小野寺さん斎藤さんと
乗り レッツゴー(展示会終了後の午後7時くらい) このときはまだ何故バスがベンツなのか到着まで時間がどのくらいかかるのかは知るはずも無く

まぁ15分くらいで着くだろうと勝手に思い込んでいた私
バスが出発して15分・・20分・・いっこうに着く気配なし
乗り物が苦手な私は(いつも酔い止めの薬を服用します)ベンツのわりに
乗り心地のたいして良くないバスに揺られいよいよ十数年ぶりの
リバース(失礼!)に向かって一直線かと本気で覚悟を決めたとき
まさにギリギリのタイミングで到着!トイレへ駆け込みました@@;

はたしてこんな内容を書いていいのか?と思いましたが今回の苦行は
なるべく臨場感を出したいと思いますのでご勘弁を・・

シルモドール授賞の会場はベンツのショールームで行われました
だからベンツのバスで来れたんですね ちなみに去年は水族館でやったみたいです

なんとか体調も良くなり 食事のできるコンディションになったので
立食パーティー形式のショールームで軽くオードブルなどを
食べました が、会場に集まった人数が多くてすぐに完売状態・・
新しく追加されてもすぐに無くなる いったいこの人たちはどれだけ
食べるんだ(怒)と思いながら食料確保しました(^^;)

そして いよいよ授賞式!

「BOZ」が今年もディスプレー部門でしっかり受賞されてました

眼鏡の加工機や検眼機などで天下堂でも使っている「NIDEK」も
機械部門(たぶん)で受賞してました

他にもサングラス部門などたくさんの種類がありましたが
今回一番印象に残ったのが彼ら

フランスのウッドフレーム(木の眼鏡)のブランド
すみません!名前忘れました!

シルモ会場でもかなり小さくブースをだしていておそらくあまり有名でない
ブランドでしたが(日本には入ってないそうです)突然の受賞に
歓声を上げて抱き合って喜んでました きっと一夜にして一気に
有名になっていくのでしょう それだけの価値のある「称号」
なんだと肌で感じたのはこの瞬間でした

彼らが今回の受賞者たち

KAMUROさんをはじめ日本からシルモに出展しているブランドも
いつかここに立てる日が来たらなーと思いました

式が終わった後はクラブミュージックが流れフランス人たちは
ベンツショールームで踊ってました
どうやら彼にはお決まりのコースみたいです♪
ノリの悪い僕らアジア人はそそくさと帰ろうとするのですが
さすがフランス!帰りの足が無い!
近くに地下鉄の駅も無ければ乗り合いバスに乗るには何十分も待たなければいけない

会場に来させるだけ来させて後は自分で帰れとゆうわけです
お国柄ってやつですね(^^)
結局私たちはタクシーにあいのりして帰りました

皆さん途中で降りて行き、最後に私のホテルに向かっているはずが
案の定、道に迷われてしまい同じところをグルグル回られて
(こうやって高額のタクシー代を請求するつもりか!?と思いましたが)
運転手も本気で困っていた感じなのでなんとなく見覚えのある場所で
降ろしてもらいました(涙)

いよいよ次回は最終回「こんなこともありましたが」です
おたのしみにー