天下堂

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挑戦2011.07.28

2011年春のFLEYE by AKITTOの新作は眼鏡業界に波紋を投げかけた斬新なデザインだったと私は思います。デザイナー川上氏の言葉を借りて言うならば「デザインの幅を見せたかった」ということになるのでしょうが、今売れる物を作るのではなく自分の作りたい眼鏡を作るという姿勢に感銘を受けました。

挑戦する姿勢が無ければ本当のオリジナルにはなれない、今ある流れに身を任せるだけでは新しい流れは作れない。そんな風に思いました。

しかし、小売店側からするとこの波紋をどうするか?考えさせられてしまいます。新時代がすぐ先にあるとして、それに対応できるだけの素養が備わっているのだろうか。ただの波紋で終わらせてしまうのか。

いつまでも眼鏡でワクワクしたいと思っていますので、感覚の研ぎ澄ましはこれからも続けていきたいと思っております。作る側、売る側、挑戦を忘れずにいることが大事だと信じて。

写真の モデル/lac は春の新作発表で見てからずっと頭から離れなかった作品です。入荷しました。