天下堂

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EFFECT2011.12.19

国民的漫画(アニメ)というより、むしろ世界的漫画(アニメ)と言っても過言では無い「ドラゴンボール」という作品。実際に観たことはなくても、名前くらいはご存知の方がほとんどではないかと思います。

このドラゴンボールの話の中で「フュージョン」という技が出てくるのですが、簡単に言うと「2人の背格好がほとんど同じ者同士が、特定のポーズを同時にすることによって融合(フュージョン)して1人の人物になり、元の2人以上の力を持つというもの。その際に気の強さを2人とも同じにする必要がある」

この話はあくまでも作者「鳥山 明」氏の考えた物語ですが、実は「眼」にはこれに似た現実があります。

人間の眼は「右眼」「左眼」の2つです。同じものを同時に見ていても、実際は右眼左眼のそれぞれに視覚情報が入ってきて「脳」で同じものとして認識しています。

このとき、左右の眼に入ってくる情報にほとんど誤差がなければ脳は「同じもの」として認識しやすいのですが、たとえば右眼の視力は1.0 左眼の視力は0.1 だったりすると、見る物の距離によっては右眼ではハッキリ見えていて左眼はボヤけているといった状態になります。

そのままでは脳は混乱してしまいますので、左眼の視覚情報をカットするようになったり、右眼の負担が大きくなって肩こりが片方のみに集中したりと様々なトラブルの原因になってしまいます。

左右の眼の能力をしっかり使えるようにして、抜群の戦闘力ならぬ快適な見え方をしていただけたらと思います。もちろん、単純に視力を左右同じにすれば全ての視覚トラブルが解決するわけではございませんが、両眼視のご相談はいつでも無料でお受けしてますのでお気軽にどうぞ。

写真:ANNE ET VALENTIN/フランス  モデル/EFFECT  マテリアル/チタン