天下堂

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視力検査について2012.06.12

視力検査をしていると「こんなに詳しく調べてもらったのは初めてだ」とよく言われます。

私の視力検査方法はキクチ眼鏡専門学校で学んだ「米国式21項目検査」が基盤となっているのですが、眼鏡業界には「ドイツ式検査」を学ばれた方も多くお互いの意見交換などをさせていただいたこともあり、今では両国の優れた部分を自分なりに複合して検査させていただいております。

そして、私が視力検査において大事にしているのは「現在の見え方の相談」と「装用テスト」です。

既に眼鏡やコンタクトレンズをお使いの場合でも裸眼でも、度が必要と思っていらっしゃる場合には何らかの主訴があります。それを把握することによって必要な検査項目を選びます。時間短縮にもなりますし、眼精疲労などの改善方法が発見できることもあります。

眼に対して正確な度数が分かったとしても、それがご自身のライフスタイルに合ったものとは限りません。仮枠と呼ばれるテスト用眼鏡を実際に掛けて(必要によっては何種類も)いただいて、見え方をご納得をいただいてから製作する眼鏡の度数とレンズの種類を決めます。

視力補正用具としての安心感を満たした上で、デザインやファッションアイテムとしての眼鏡を楽しんでいただきたいと思っております。