天下堂

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フランスに到着してみたが・・2009.09.24

現地時間で午後3時くらいにフランスに到着しました
が、しかし空港で会うはずの某取り引き先の方と上手く連絡がとれず
(空港が広すぎて・・)

単独で地下鉄に乗りパリ市街地へ向かいました
降りる駅はわかっていたのでなんとか野生の勘をフル活用して(?)
奇跡的に取り引き先の方々と合流に成功しました
今にして思えばこの奇跡がなければ路頭に迷う所でした・・

その後地下鉄を一緒に乗り継ぎお互いのホテルが近い(はずの)駅で下車
「ではシルモ会場でお会いしましょう」
とゆうことでまたしても単独行動でホテルに向かう

しかし、地図をどれだけ見返しても私の泊まるはずのホテルが見つからない!
このときには夜の7時を回っていましたがパリの日は長くまだあまり
危機感を感じてなかったのですが とにかく重いトランクケースを
引きずっているのが辛い しかも途中でローラーが壊れてしまって
「ガラガラ!!ゴーゴー!!」異様な音を立てているのが恥ずかしっくって
しかたない! 華やかなパリの街に悲壮感の漂う私は異様な感じです

意を決して通りかかった靴屋さんで道を尋ねようと思い
「英語で道を尋ねても良いですか?」と英語で聞いてみました
答えは「ノン!」・・ノンてNOってことだとは知ってましたが
英語で尋ねて「ノン」ってことは一応通じてたんですね!?

あーそうですか もういいですよ って感じで立ち去ってみたものの
状況は何も変わっていない では今度は絶対英語が喋れる人がいる所に行こうと
とあるホテルに突撃してみる

「ここのホテルに泊まるわけじゃないけど道尋ねていいですか?」
と律儀に受付の人に聞いてみた ちょっとめんどくさそうな顔をされたが
一応教えてくれました「地下鉄に乗ったほうがいいよ2駅くらいだ」
「?」地下鉄ですと!?空港からは勢いで来たが乗りかたは依然よく解らない・・
「タクシーだといくらくらい?」と聞いてみた

「10から12ユーロくらいだ」
そっかそれなら高すぎはしないし、このトランクケースを連れて歩くのは
もう限界だと思ったのでタクシーゲットのためにそのホテルをあとにしました

早速、近くを通りかかったタクシーを止め地図を見せる
どうみても老人の域に達している白髭のタクシードライバーは
老眼鏡を取り出し私の手渡した地図を食い入るように見る

言葉の全く通じないドライバーでしたが彼の動作ですべて解りました
はいはい。その度が合わない眼鏡では見えないんですね

へこたれてはいられないなぜならパリの日は急速に夜へと変化していたんですから
その後何回かの乗車拒否に遭い私の心は完全に折れました・・
(これは後で知ったんですがフランスでは基本的に流しのタクシーはNGで
 バスSTOPならぬタクシーSTOPでないとひろってはいけないんです)

そしてさっき駅で別れた取り引き先の方に泣きの電話を入れました
このとき現れたお二人の姿に後光が射していたのは言うまでもありませんが
私にとって間違いなく世界一カッコイイ&世界一ビューティフルな
お二人でした・・

その後無事ホテルに到着でき、そのお二人とご一緒に遅めの夕食をとりました

その時飲んだワインの味は一生忘れることは無いでしょう(笑)

さて、気になるそのカッコ良すぎるお二人とは・・・・

KAMUROの小野寺さんと斎藤さんでした

感謝・・