天下堂

ブログブログ

久々にまともにブログを書いたら長文になってしまいました。2013.01.14

眼鏡の掛け心地にこだわっている私にとって「spec espace(スペックエスパス)」のβチタンシリーズはある意味、天敵のような存在になっております。フィッティングの余地は少ないけど、非常に優れた掛け心地を実現してしまうのです。しかも、同ブランドをリピート購入される方が多い!

そもそも「フィッティング」とは眼鏡の掛け具合を装用者の骨格に合わせて調整する技術。昨今の検眼機、加工機のめまぐるしい進化の中において、眼鏡士が最も自分の「手」で行う作業と言っても過言ではないと思います。

結果的に快適な掛け心地になっていれば何でも良いじゃないか。とは思えないのは、自分がフィッティングを施した眼鏡をお客さんに喜んでもらえる嬉しさを知ってしまった性というものですね。
これだけは一生変わらないかもしれません(笑)

いよいよ何が言いたいのか分からない内容になってきましたが今日は久々にブログを書く時間ができたので(そういう意味では大雪に感謝)このまま続けさせていただきたいと思います。良かったらお付き合い下さいませ。

さて、そんな「spec espace」のβチタンシリーズですが「天敵と思うくらいなら仕入れしなければ良いじゃないか」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、その選択をしなかったのは3つの理由があったためです。

(その1)
現在長野県内で「spec espace」の取扱いがあるのは当店だけです。他に真似のできないこのβチタン加工技術と斬新なアイデアが詰まったアイウェアを私の独断と偏見でご紹介しないのは申し訳ないと思ったからです。

(その2)
私がフィッティングにこだわっていると言っても、当店に来て頂ける全ての方に満足をいただける調整ができる自信はありません。そもそもフィッティングに理論はあっても正解は無いと思っていますので、私の技術の及ばない時に「spec espace」が喜ばれるのであればそれが良いと思います。変形にも強いですし。

(その3)
既に「spec espace」をお使いの方がその掛け心地を良しとしながらも、私がフィッティングを施した他の眼鏡をもっと気に入って下さったとしたらこんな眼鏡士冥利に尽きることはありません(笑)そのチャンスを自分から捨てることなんて出来ませんでした。ちなみに、つい先日このチャンスをものにする日が来ました(喜)。

何だか、エスパスのご紹介をしたいのか私のフィッティングへの想いを書きたいのか解らなくなってきましたが、製作段階から掛け心地を考慮して世界最高峰の技術で作られている「spec espace」アイウェアは自分にとって良きライバルだと(勝手に)思っています。最強の敵がいるから頑張れる、そんな感じです。
ちなみにエスパスの製作者は外見も内面もイケメンのおにーさん達です。

spec espace(スペックエスパス)/鯖江  モデル/ES-6162  マテリアル/βチタン

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